ETC導入の背景
ETC導入の背景
ここでは、ETCが導入された背景について紹介します。
今や自動車による物流・レジャー時のマイカー利用は日本経済の一端を支えると言っても過言ではなく、とりわけ有料道路の整備は自動車の利便性を飛躍的に向上させる要因と言うことができます。
しかし、その反面で、有料道路の利用者増加に伴い、頻発する渋滞が深刻な問題となってます。
従来は、この渋滞を解決するために道路の拡張・新設などを行ってきましたが、この対策にも限界がありました。
ETCによる料金自動清算システムは、いわば有料道路というのものの体制を抜本的に改良することで、こうした問題を解決しようというものです。
ETC導入による渋滞の緩和
長らくドライバーを悩ませ続けてきた日本の有料道路の渋滞は、調査の結果、主に料金所で発生するというデータがあります。
有料道路を利用することでどれだけ快速な移動が可能となっても、必ず一旦すべての自動車が停まらなくてはならない料金所は、渋滞を引き起こす根本的な問題となっています。
これを解決するために開発されたETCは、平成5年の研究着手から現在に及び、ほぼ全国の有料道路で使用できるようになっています。
財団法人道路システム高度化推進機構が発表しているデータによると、1時間当たりに料金精算ができる自動車の数は、従来の有人対応の場合約230台だったのに対し、ETC対応の料金ゲートの場合約800台でした。このデータからも、ETCによる渋滞の抑止は効果的であるといえるでしょう。
